2025/06/22 23:23
今回は、塩バターキャラメル作りの失敗談。
今宵も感情もりもりの書き上がりとなっております。
m(_ _)m
よくある塩キャラメルってしょっぱくて濃くて
元々あんまり好きじゃなかったんです。
そんな私が塩バターキャラメルに感動したのは
昨年末の販売の時。
ロブロに冷え冷えのバターを切って乗せて、
その上に久美子先生の作った塩バターキャラメルのジャム。
美味しすぎて、なにこれ合法か?!飛ぶぞ!?と衝撃を
受けました。
あの時の衝撃を忘れられず‥
ジャム作りを始めてすぐ作り方を教えていただきました。
1回目の試作では苦みが強く、
2回目の試作では甘さが強くなりました。
この間の味があればちょうどいいのに〜なんて
思っていた日を最後に一切成功できなくなりました。
使うお砂糖は喜界島のきび粗糖。
グラニュー糖などよりもコクがあって風味のよいもの。
仕上がりも、一口食べて別物やなと思うくらい
私は味が違うと思っています。
ただ一つ、作るときのお砂糖のアクが凄いんです。
グラニュー糖では出ない砂糖のアクで泡のように
もこもこ沸き上がり、
カラメルのタイミングを見極めることが難しく
嫌というほど失敗しました。
気合い入れて喜界島のきび粗糖20キロも買ったのに。
失敗して半分以上捨てました。
失敗したキャラメルを鍋から掬い上げて捨てて、
べちゃっと鍋にくっついた砂糖を擦って洗うあの時間。
毎度涙でした。
失敗はつきものなんですが、悔しいんですよね。
次はこうしてみよう→失敗→廃棄
だったら次はこうしよう→失敗→廃棄
あーーーなんで。もう何通りも試した!
理由もわからない!もうよくわからなくなってきた!くそーーって。
一旦グラニュー糖挟もうか、と作ってみましたが、
やっぱり求めている味ではなく。
喜界島のきび粗糖で作ることを諦めたくなくて
毎度よぎる失敗のトラウマを抱えながら何度も作り
ようやくある日突然何かが舞い降りてタイミングを
バッチリ掴み、好みの味を出せるようになりました。
うまく行った時は、宴じゃ宴〜!ってくらい
大興奮しました。笑
キャラメルをきび粗糖で作っているんですと
先日参加したジャム教室で先生に話した時、
あんな大変なこと私やろうとも思わないと笑いながら言われたんです。笑
やっぱり私は大変なことに挑戦しようとしていたんだと気づいたら、
あの失敗も恥ずかしいことじゃなかったかもしれないと
受け入れることができました。
諦めないでよかった。
失敗して泣きながら捨てたお砂糖ちゃんたち、
道を作ってくれてありがとう(そしてごめんね)という気持ち。
初回の販売では4分で。
再販でも8分でSOLD OUTになった塩バターキャラメル。
本当にありがとうございます。
気温も上がってきて配送環境が心配なので、
ちょっと販売はどうかなと思いつつ、
せっかく掴んだタイミングを忘れたくないし
あと数回作りたいなという思いのぶつかり合い。
でも南高梅も杏もブルーベリーもルバーブもやりたい!
グラノラの試作もやらなくちゃ!やりたいことがたくさん!
ああ充実してる。幸せだ。
おやすみなさい💤笑